2025/01/06 19:55
「美のこわけ」の商品開発を監修いただいた睡眠のスペシャリスト神川康子先生に睡眠が私たちの美に与える影響についてインタビューさせていただいた様子を数回にわたりお届けします。
睡眠と“美”について
「美のこわけでは美への第一歩として「質のよい睡眠」につながる新習慣とともに、それらにまつわる商品をお届けしていますが、改めて睡眠と美にはどのような関係があるのでしょうか?」
「睡眠と美の関係は大いにあります。睡眠の大きな役割として体の疲れを修復することです。しっかり眠れていないと、一日の疲れが改善せずに翌日に持ち越しになります。よい睡眠をとることで健やかなお肌がつくられることにもつながります。」
「なるほどその日の疲れをリセットできているかどうかで確かに翌日のパフォーマンスが違ってきますね。よく眠れたなと思う日は体も頭もすっきりしている気がします。」
睡眠と美の深い関係
美しさの基盤となるのは、「質のよい睡眠」ということ。睡眠は体の疲れを癒し、成長を促す大切な役割を担っています。そのため、十分な睡眠が取れないと、疲労が翌日に持ち越され肌や心身の状態に影響を及ぼすんですね。
神川先生によると「睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のダメージを修復し、美肌を育む天然の美容液のようなもの。さらに、メラトニンには老化や、セロトニンは心を穏やかにするなどのように心身の整えに非常に大事な働きをする。」とのこと。やはり睡眠は美への第一歩と言えますね。
「富山の方は本当に真面目で頑張る人が多いですし、特に女性は眠る時間が長いことが申し訳ないと思っているふしがありますから大変ですよね。最適な睡眠時間は人それぞれ違いますから、疲れがとれていないと感じる方は周りと比べずにしっかりと自分にあった睡眠をとることが大事です。」
「確かに人それぞれ体質も違いますから、あまり眠らなくても元気な方もいれば、たっぷりと眠らないと体力が回復しない方もいらっしゃいますよね。」
睡眠不足を引き起こす現状
富山県の現状を見ると、48%の県民が「睡眠で十分な休養が取れていない」と感じており7年連続で全国ワーストというデータがあります。世界的に見てもトップクラスの睡眠不足と言われる日本の中でも深刻な課題の一つと言え、真面目な県民性に加えて夫婦共働き率が高いことや、車社会のため日頃歩く機会が少ないことも影響していそうです。
筆者も植物療法士として睡眠についてのご相談を受ける際にも、「周りが頑張っているのに自分だけ休みづらい」というお声も耳にします。やはり何より大切なのは、周囲と比べず、自分の心身の状態に合った最適な睡眠時間を見つけることなんですね。
※全国健康保険協会富山支部 睡眠習慣改善に向けた睡眠習慣実態アンケート調査より
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/toyama/cat080/20241016/
「そういえば、私ウェラブルウオッチで計測して睡眠スコアをつけているんですけど
美のこわけの「枕カバー」を試してみたら、すぐに数値がよくなったんですよ。」
「なんと、さっそく先生自ら枕カバーがもたらす睡眠への影響を実感されたんですね。
私も自分と家族へのご褒美として購入予定ですが、俄然使うのが楽しみになりました。」
新習慣で美と健康を手に入れる
美のこわけは、「睡眠と美」に着目し、質のよい睡眠へとつながる商品や新習慣を提案しています。
次回は、「睡眠とここち」をテーマに、快適な睡眠環境の作り方についてさらに詳しくお聞きしていきます。
睡眠に関するアンケートも実施中です。※アンケートは睡眠向上のために利用させていただきます。
【睡眠アンケート】
神川康子 https://emoor.co.jp/company/sleeplifelab/
睡眠・生活研究所 所長(主席研究員)/富山大学 名誉教授 博士(学術)
富山大教育学部で睡眠学や家庭経営学を長年研究し、同大名誉教授の傍ら県内外で講演活動を行い、生き生きと日常生活を送るための質の良い睡眠の大切さを訴えている。元 富山大学理事・副学長/ダイバーシティー推進センター長/教育・学生支援機構長/日本眠育協議会理事/富山県公安委員会委員/富山県社会福祉協議会理事など。
聞き手・文章:にしかわ りえ https://bleudeciel.jp/
株式会社ハミングバード bleu de ciel ディレクター
植物療法士 / 和ハーブフィールドマスター/ 2級建築士 / インテリアコーディネーター
住宅設計に約17年携わった経験から「植物と暮らし」をテーマとした、生活に取り入れやすい植物療法の提案やイベント企画などを行い、自身の食道楽の観点からもハーブレシピや商品開発などにも携わる。